アジア航測株式会社 先端技術研究所 アジア航測株式会社 先端技術研究所

研究室紹介

センシング技術研究室

センシング技術研究室では、主に人工衛星や航空機を活用した計測技術の研究開発に取り組んでいます。近年の技術動向としては、小型衛星を軌道上に多数配置することで、地表面を高頻度に観測する衛星コンステレーションによる災害監視技術の開発、数年間の衛星データから対象地域の地盤変位を解析する干渉SAR時系列解析などがあります。
私達は、これまで航空レーザ計測や、航空レーザ測深、合成開口レーダ等の技術開発や業務立ち上げを行ってきました。新技術が実際に社会の役に立つまでには技術開発以外に、許認可・ビジネス検討等長い時間がかかりますが、現在のテーマにも粘り強く取り組んでいくつもりです。

研究内容・キーワード
衛星リモートセンシング
所属学会
日本リモートセンシング学会、日本写真測量学会、IEEE、ACM、地盤工学会、砂防学会
■ 衛星コンステレーションによる災害監視案(左)と浸水深分布の解析例(右)
※H29~30年度建設技術研究開発補助金「衛星監視カメラにおける広域土砂動体監視手法の開発
■ 干渉SAR時系列解析の例(東京都調布市周辺、2019年1月~2021年8月、Sentinel-1利用)
※H30~R5年度戦略的イノベーション創造プログラム「衛星画像データリアルタイム判読」

先端技術研究所 センシング技術研究室 室長

金田 真一(かねた しんいち)

PROFILE

所属学会
日本リモートセンシング学会、日本写真測量学会、IEEE、ACM、地盤工学会、砂防学会
プロフィール
千葉大学大学院自然科学研究科修了。2001年アジア航測(株)入社。2021年より衛星データサービス企画(株)兼務。技術士(応用理学)。平成20年度日本測量協会関東支部論文奨励賞受賞。主に、航空レーザ測量、航空レーザ測深、衛星リモートセンシング等の業務・研究開発に従事。趣味はアルペンスキー。

研究事例

論文

※社外共著者は()で表記しています。